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久光百貨有限公司
http://www.jiu-guang.com
副店長 前田茂樹氏
営業促進部 部経理 手島隆明氏
「世界中の人に愛される国際的なデパートへ」
<今回の企業>
南京西路の賑やかな街角に、ひと際華やかで堂々と聳え立つ日本式百貨店、久光百貨。北京オリンピックを終え、来年に上海万博の開催を控える中国・上海は国内のみならず、世界中から注目を浴びている都市のひとつである。その背景と相対するかのように、中国人富裕層は急増し、国民のブランド志向は高まり、近日問題視されている食品の安全性についても意識が変わりつつある。今回は、急激な変化を遂げる中国マーケットの波を乗りこなす久光百貨の経営戦略や今後の展開について副店長 前田茂樹氏、営業促進部・部経理 手島隆明氏のお二方にお話を伺った。
−前田様、手島様のご経歴とお二方の業務内容を教えて下さい。
(前田)神戸生まれ、神戸育ちで、1989年に株式会社そごうに入社し、神戸店で勤務しておりました。2001年香港への異動を命じられ、香港そごうでの勤務になりましたが、一年も経たない内に同社から帰国命令を受けました。しかし、「これから中国ではもっと面白いことができそうだ」と考えておりましたので、日本のそごうを退社し、香港そごうに現地採用で就職しました。それから上海での久光百貨立ち上げの準備に携わり、現在は久光百貨の副店長を務めております。業務内容としては、営業に関する全ての事柄の管理及び兼務で2階、3階、7階フロアの商品売り場の総責任者役を務めております。
(手島)1984年に株式会社そごうに入社し、柏店、大宮店、川口店勤務後、そごう海外事業部を経て96年より香港そごうにて北京そごう開設準備を開始しました。97年から2002年3月末まで北京に駐在しておりましたが、前田と同じく、02年4月にそごうを退社し、翌年6月より久光百貨にて勤務しています。
久光百貨での主な業務は、新規店舗開設及び既存店舗の販売促進業務です。
−貴社設立までの経緯について教えて下さい。
まず、弊社は合弁会社です。我々が勤務していた当時の香港そごうは、元々日本そごうの自社ビルでしたが、民事再生後売却され、「ライフスタイル・インターナショナル」という香港の会社によって買収されました。ライフスタイル社は2004年4月に香港で上場し、上海に店舗展開の計画を始めました。そして、ライフスタイル社が経営する香港そごうと、現在久光百貨が位置する場所で以前百貨店を経営していた上海の「九百集団」という会社とが共同出資で、新しく久光百貨有限公司を設立したのです。弊社は04年5月末にデパ地下をオープンし、6月末には百貨店の部分を仮オープンしました。
−「久光」という名前の由来は何でしょうか?
先ほども述べましたように、弊社は香港そごうと九百集団の合弁会社です。まず、香港そごうは中国語で「香港崇光」と書き、その「光」の文字を後に取り、頭の「久」は「九百集団」の「九」、中国語で「jiu」と発音することから、同じ「jiu」と発音する「久」という文字を用いました。この語呂合わせにより、「永久に光る」といった意味を込め、「久光」と名付けるに至りました。
上海にいる皆さんがよく「久光」と「そごう」を混合して使っていらっしゃいますが、実は、商標登録の関係上、「そごう」という名前は使用を許可されていません。中国国内には北京そごうと香港そごうが存在し、北京そごうは日本そごうと契約しているため、第一次商業使用権を北京側が所有しているからです。
−貴社の経営理念を教えて下さい。
我々は現在、日本式百貨店として久光百貨を運営しておりますが、「オールラウンド」で「ハイイメージ」を持った「国際的な百貨店」を目指しています。久光百貨は、上海の百貨店の中では最大級規模の10万平米を所有しており、それを生かして、お客様のあらゆる要望にお応えできるよう、ワンストップショッピングを指向します。若者からご年配の方まで、全ての年齢層とグレードに対応できる豊富な商品の取り揃えを行っております。また上海は個性と高品質を求められるお客様が多くいらっしゃいますので、日本に限らず、世界各地からの高品質でデザインに優れた商品、ブランドを各カテゴリー別に国際色豊かに取り揃えることを心掛けています。
久光百貨の各フロアは統一性と特色を備え、明るく楽しい生活を提案する一方、時代の最先端を取り込んだ国際感覚溢れるプレステージ性を目指しています。
−南京西路付近は、毎日多くの人々で賑わい、大型デパートも多数隣接しているエリアだと思いますが、どのように他社との差別化を図っていらっしゃいますか?
徹底的なサービス、接客及び品揃えはもちろんのこと、開店以来我々がやり続けていることがあります。それは、新しいブランド、商品の誘致です。中国国内でまだ輸入販売されていないブランド、商品をいち早く取り入れ、お客様に紹介する!これが重要です!
そして、相乗効果の見られるイベントの開催です。屋外でブランドショーを催し、毎年、春と秋にはファッションショーを行っています。その他、今までの中国の百貨店にはなかった日系百貨店スタイルのイベントとして、7階の催し会場で毎週バーゲンを開催しています。バーバリーやダンヒルといった有名なブランドのバーゲンには、やはりものすごい数のお客様が来店されます。
また、国慶節(中国の建国記念日)など、中国の記念日をお祝いする日に応じたイベント以外に、日本から芸能人を招き、日本のブランドや商品を紹介する日本フェアというイベントも開催しています。
しかし、盛り上がるイベントばかりでもないんですよ。一昨年のバレンタインデーでは、カップルでキスの長さを競うイベントを開催しました。これが予想以上に一時間、二時間の長期戦となったため、お客様も途中帰ってしまい、辺りを見渡すと最終的には出場者とタイムキーパーだけになっていました(苦笑)。その時の一等の景品は、1人五千元分の商品券でしたが、実は、中国では五千元以上の景品は許されていないのです。ですから、車などを景品にすることはできません。五千元に対する税金もお客様が負担することになります。中国には日本では考えられないような規制もあるのです。
−他店との差別化において、接客、サービスの徹底とありましたが従業員の教育、管理方法を教えて下さい。
現在、百貨店で働いている従業員は、自社の社員が約700名、各取引先からの販売員が約3000名です。それに対し、指導係は3名のみで、各フロアに分かれて社員教育を行っております。
従業員の99%が中国人ということもあり、日本式の接客やサービスにすぐには慣れない方も多いです。しかし、人間は繰り返せば慣れますから、そこはおつりの渡し方など基本的なことから徹底して教え込むようにしています。
日本に限らず、中国でも教育というのは永遠です。一度言えばOKということはないんです。頭では理解している方も多いと思いますが、「わかる」と「できる」は違いますからね。同じことを何度も繰り返し伝えることがとても重要です。
−久光百貨店内では、とても気持ち良くお買いものができます。フロアデザインに関して何かこだわりはありますか?
大事にしていることは、「広い通路」と「空間」をしっかり確保し、「見通し」をよくするということです。内装に関しては、ライフスタイル社オーナーのこだわりがあります。例えば、エスカレーター前や通路にタイルを並べて張ってありますが、あれは全てオーナー自身がタイル市場で一つ一つ選んで購入したものです。フロアの石や、壁の色も全てサンプルを取り寄せて、オーナー自身が決めました。
ブランドの入れ替え時は、各フロア営業部の担当者がブランドのイメージなどを考慮しながら各ブランドと打ち合わせをして決めます。基本の装飾については、日本のデザイン会社が取り仕切って行います。
−上海では、久光百貨でしか購入できないブランドが多数ありますが、ブランド誘致の方法を教えて下さい。
香港には中国大陸でまだ市場開拓できていないブランドが多数存在しており、それらの企業様に香港そごう側からアプローチをかけます。もし誘致できる可能性のある企業であれば上海久光担当者が直接交渉するようにしています。
もう一つのケースは、まだ提携していないブランドから久光百貨店内にテナントを出したいと要望がある場合です。出店の際には、ブランド商品の種類からテナント設置のフロアを決め、各フロア内でのテナント位置を決定します。その上で余った空間に取り入れたいブランド商品を各会社と相談しながら決定します。新店の開店時には約二年かけて行うのですが、我々は、流れに乗り8か月ほどで完成させます。
<次号へ続く>
久光百貨有限公司
http://www.jiu-guang.com
副店長 前田茂樹氏
営業促進部 部経理 手島隆明氏
住所:上海市南京西路1618号
TEL:(021)‐3217‐4838
インタビュアー:中原周一、山本ゆり
執筆:山本ゆり
同行:福島翼、姚琳
校正担当:日高愛理、佐藤友梨、浜田あゆみ
<お知らせ>
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